大雪の中で
気づき8日の大雪の日に朝から上京しましたが、そのまま関東全域の交通マヒに巻き込まれ、
夜通し一睡もすることなく、吹雪の中で立ったまま、
タクシーを待つ経験をすることになりました。
結局9日の朝になってもタクシーに乗れず、始発で東京駅に戻り、
そのままやむなく長野に引き返して参りました。
予定しておりました日程に美術館、画廊にいることが極めて難しくなりました。
もし9日に私に会うために美術館に行かれた方がありましたら、
ご連絡が遅くなってしまい、大変失礼致しました。
往復の交通費を使ってしまったため、今のところ、上京する目処はありません。
私は不在ではありますが、美術館の作品展示は、どの方からも良いご感想を頂いております。
是非とも会期中までにご高覧頂ければ幸いです。
また明日からはKANEKO ART TOKYOにて個展が開催されます。
すでに作品は送り済みですので、今回画廊の方で展示してもらいました。
是非新しい展開をご覧頂ければ幸いです。
またの機会にお目にかかれることもあるかと存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
追伸:
帰りの電車の中で、内省する時間を持つことが出来ました。
内省したことをここに書いておくことにします。
私が今しなければならないことは、皆様にお会いしてご挨拶することではなく、
今後もその期待に応えられるような作品を制作し続けること。
制作以外のことをしようとすると、必ず自然から大きな叱咤を与えられます。
今回は、骨折などをしない内に無事に帰れて良かったと思うべきでしょう。
私に会いに来る方がいるのかもしれませんが、まずは作品をよく見て頂くことが大切です。
私がいると静かに作品を観ることができなくなるかもしれません。
これで良かったのだ。
私は自分の意志で、良かれと思って行動しますが、
それはとても小さな枠の中の判断にすぎません。
私の判断に足りない部分は、自然が必ず私に何かを伝えて補ってくれます。
心から「自然の力はありがたい」と思って帰って来ました。
車窓からは、美しい雪景色を楽しむことが出来ました。
自然が、私の気持ちを喜んでいるかのようでした。
「この自然の力に報いるためにも、もっと制作に打ち込もう」
そう決意出来たのでした。
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