Month: 9月 2020

ベルクソン読書録−3

まだ読書は途中ですし、単なる夢想程度しか私には書けないのですが、例えば、人々が「労働をしてお金を稼がなければ生きていけない」のだと考えていることは、もしかしたら長い歴史の中で、そう思い込まされている一種の催眠状態であると Read More

ベルクソン読書録−2

私は、高校生の時に横須賀線の電車に乗っていて、あることに気づいたことがあります。電車がトンネルに入る時に、進行方向に向かって車両の先の端にある席の前に立って、その横の車窓に自分の姿を覗いてみると、自分だけでなく車内もすっ Read More

ベルクソン読書録-1

今月はベルクソンの本が気になり、数冊乱読しました。数冊というのは、訳本をどれにしようかと迷い、いくつか立ち読みした程度ということです。『時間観念の歴史』『時間と自由』新訳の『意識に与えられているものについての試論』旧訳『 Read More