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Written by yuko on 16/10/2020

『ART IN THEORY 1900-2000 』2-目次

芸術学

私が持っている『ART IN THEORY 1900-2000』は、2003年に改定出版のものです。Kindle版が出れば、一段と翻訳機能が使えて便利なのですが、今の所、『ART IN THEORY 1900-1990』という旧版が、pdfでネットに上がっていて、誰でも閲覧できるようになっています。いつまで閲覧できるかわかりませんが、リンクを下記に貼っておきます。

https://monoskop.org/images/b/b8/Harrison_Charles_Wood_Paul_eds_Art_in_Theory_1900-1990_An_Anthology_of_Changing_Ideas.pdf

タイトルの通り、1990年までの内容ですので、目次欄が最後第8章で微妙に異なります。しかしほとんど大差ありません。『ART IN THEORY 1900-2000』の目次は下記の通りです。

The Legacy of Symbolism
A Classicism and Originality 15
B Expression and the Primitive 39

II The Idea of the Modern World
A Modernity 132
B Cubism 184

III Rationalization and Transformation
A Neo-Classicism and the Call to Order 226
B Dissent and Disorder 250
C Abstraction and Form 276
D Utility and Construction 333

IV Freedom, Responsibility and Power
A The Modern as Ideal 362
B Realism as Figuration 402
C Realism as Critique 442
D Modernism as Critique 506

V The Individual and the Social
A The American Avant-Garde 562
B Individualism in Europe 595
C Art and Society 640

VI Modernization and Modernism
A Art and Modern Life 693
B Modernist Art 762

VII Institutions and Objections
A Objecthood and Reductivism 818
B Attitudes to Form 868
C Political Aspects 913
D Critical Revisions 944

VIII Ideas of the Postmodern
A The Critique of Originality 1018
B Figures of Difference 1057
A The Condition of History 1117

英文だと、慣れるまでは内容が頭に入りにくいものです。一応私なりの翻訳を添えておきます。内容が哲学分野に及んでいますので、もしかしたら、恥ずかしいような翻訳の不備があるかもしれません。あらかじめご了承の上、ご参考ください。

I 象徴主義の遺産
A 古典主義と独創性
B 表現主義とプリミティブ

II 現代世界の理念
A 現代性
Bキュビスム

III合理化と変革
A 新古典主義と「秩序への呼びかけ」
B 異議と無秩序
C 抽象化と形式
D 実用性と構造

IV自由、責任、権力
A 理想としての現代
B 比喩としてのリアリズム
C 批評としてのリアリズム
D 批評としてのモダニズム

V 個人と社会
A アメリカの前衛
B ヨーロッパにおける個人主義
C アートと社会

VI モダニズムとモダニズム
A アートとモダンライフ
B モダニストアート

VII 機関と異議
A 対象性と還元主義
B フォームに対する態度
C 政治的側面
D重要な改訂

VIII ポストモダンの理念
A 独創性の批評
B 差異の形象
C 歴史の条件

翻訳してみて、第7章と8章は、あまり自信がありません。例えば、第8章の最後の「The Condition of History」は、おそらく、「由来による制約」と言うニュアンスかもしれませんし、第7章の「Institutions and Objections」とは、美術館のようなアートの教育機関とその是非のような内容なのかもしれません。これらの目次項目は、読んでいくうちに明らかになり、変更していくことになると思います。

しかし、目次を俯瞰することで、だいたい19世紀のアートの問題意識、社会的なテーマ、その流れのようなものがつかめることでしょう。個々の項目には、ざっと10項目程度の記事が掲載されています。影響力のあった哲学的な著書からの引用や、アーティストへのインタビュー記事、図録に掲載された文章からの抜粋など様々な人たちの芸術に対する理念が紹介されています。

アートを作品から楽しむことは言うまでもないことですが、これらの芸術に対する考え方を知った上で、作品を見ることは、より豊かな経験をもたらすことは言うまでもなく、また制作に携わる人たちにも、大きな糧を与えてくれるに違いありません。

「芸術」という言葉を難しく考えてしまいがちですが、私は、気軽にこの本の中から興味あるところを拾い上げていくような読み方をしていこうと思います。

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