ロンドン滞在記−2
ロンドン旅行 . 旅SIMカード
ロンドン旅行の準備で、欠かせないのが、現地でスマホをどうしたら利用出来るかということ。日本では、スマホから何でも出来てしまうのは、一重にインターネットのお陰なのですが、海外では、日本から持っていくスマホをどのようにしたら通常通りに使えるのか?海外に行く時に調べては、本当にドキドキする部分です。
2019年にイタリアに行った時は、ソフトバンクのSIMをロック解除して、現地の通信会社のSIMを空港のスマホSIM販売ショップで店員さんに入れてもらいました。確か、一ヶ月5000円くらいの支払いでした。それでもまず、ロック解除は自力でしておかなければなりませんでした。昔持っていたスマホは、iPhone SEだったこともあって、すごく小さな画面で、わかり難いメニュー項目を探して、空港のソファで、一人ひたすら黙々と格闘しました。
そのような面倒な経験から、今やスマホは、Apple Storeでキャリアなしの状態で購入するようになった私です。ところが、2021年から、それ以降の機種では全てSIMロック解除はしなくても良くなったらしいのです。本当に?ちょっと気が抜けてしまうほどに、世の中、ますますハイスペックになっている。本当に嬉しい。
それで、ロンドンに旅行に来た人たちは、どのようなSIMを買っているのだろう?と調べたら、ロンドンのヒースロー空港には、リアル店舗はなくて、自動販売機になっていますよ!という動画を発見。すごい!
でも、色々なSIMの中から自分の滞在期間や利用見込みの容量を心得ていないと選択できない。「30GBって、どのくらいのスピードでなくなるものなのだろうか?」「YouTubeやネット配信の映画をホテルで見るだろうか?」「デジタルデドックスでいいんじゃないか?」色々な気持ちが錯綜して、空港の自販機の前で、きっと3時間は必要になって、「そんなことをしているうちに荷物を置き忘れたり、置き引きされたりしても大変。歳をとって、時差ぼけの私なら、ありうるな。」と思ったのでした。
一方で、今は、アプリを入れて世界中でスマホを使えるサービスもあるのでした。AiraloとかHolaflyというアプがそれです。でもどちらも現地のSIMよりも少し割高な感じがありました。
次に参考になったのが、ロンドン在住者のブログ情報。それによると、一ヶ月3000円以下で30GB使えて、更にYouTube見放題というプランもあるらしいです。ただしその会社は、リアル店舗を構えていなくて、インターネットから購入して、受け取り住所に郵送されてくる仕組みらしい。そうなると、もしホテルにあらかじめ送ってもらうように注文したとしても、空港からホテルの間は、どうしようか?ということになるので、結局は日本でイギリスで使えるSIMを、Amazonから今回初めて購入してみました。
安いので、どんなものかなと思いますが、評価コメントがとて参考になって、ポチッと購入。一ヶ月間30GB使えて、お値段は2680円。あらかじめ購入できて、リーズナブルかつ安心感があります。
高度なことができるということは、それなりに情報をあらかじめ調べなければなりませんが、かさばる地図、辞書、メモ帳、ガイドブック、そしてカメラを持ち歩かなくても良くなったということは、本当に素晴らしいことです。
あと10年もすれば、世界中で無料でネット通信ができる時代になって、「2024年の頃は、なんであんなだったんだろう?でも不便って、懐かしいな」となるんでしょうね。
海外旅行は動物的な勘を研ぎ澄ます
もはや20代の頃にヨーロッパ中を歩き回った経験は、本当に懐かしい思い出です。とりわけ1987年当時の東ドイツに行った経験は、今では私の大きな自信に繋がっています。
スマホもインターネットもクレジットカードすら持っていなかった。でも、どこへでも自由に行く自信があり、知りたいことは人に聞けば良かったし、誰でも親切に教えてくれたものでした。さらにご馳走までしてもらったり、随分親切にしてもらい、事故も怪我もなく無事日本に帰国したのでした。
そういう経験から、その後の人生、お金がなくても、どこへ移動しようと生きて行ける自信がついたとも言えます。本当に海外旅行は素晴らしい。
不便さ、不安さ、わからないことだらけ、そういう日常を過ごすことは、本当にスリリングであり、動物的な勘が研ぎ澄まされます。
この道はやめておこうとか、これは食べても平気そうとか、この人の言っていることは当てになるだろうかとか、自分がどのように行動すれば最も満足を得られるか?など、結局は自分の判断力や性質がわかって来ます。それが、絵画制作に最も良い影響があると私は実感するのです。
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