バルセロナへの旅 2日目
旅ユースの朝食は、いたって簡単なものだったので、早々と出かけることにしました。ランブラス通りに出て、カタルーニャ広場に向かってしばらく歩いていたら、左手に市場を発見。色鮮やかな果物の山が目に飛び込んで来ました。イベリコ豚の生ハムや、チーズを売る店等、活気に満ちていました。
地図を頼りに、バルセロナ現代美術館に着いたのは、開館10分前。バルセロナの町は、歴史的建造物がよく保存されていて、魅力ある町並みですが、その中にあって現代美術館の建物は、かなりはりっきています。リヒターの「油絵具を塗りたくった画面をモノクロ写真で接写してる作品のシリーズ」の現物をはじめて、見ることができました。
その後訪れたのはアントニオ・タピエス美術館。展示されている作品は限られたものでしたが、展示室と併設されている図書館に心ひかれました。ガラス張りで、展示室からおおよその図書室内部が見渡せるようになっています。残念ながら、使用するためにはアポイントメントが必要と注意書きがありました。
バルセロナの町は、どこへ行くにも交通網が整備され、案内板をたよりに観光スポットを見て回ることができるようになっています。念願のサグラダ・ファミリアへも、難なく訪れることができました。ケルンの大聖堂のようなものかと思っていましたが、まったく違うものでした。歴史による重厚感というよりも、今まさに生きている躍動感のようなものを感じました。
塔の上へ向かうエレベーターに乗ってみました。よく思い出してみると、今年の正月にも大阪の空中庭園に行ったばかりで、高いところへはしばらく遠慮させてもらいたい気持ちになっていたばかりなのでした。観光客もまばらで、一人塔の上に立つと、風に吹かれてどこかに飛んで行ってしまいそうでした。下りは、階段を利用したのですが、下りだからといってそう甘くはないのでした。螺旋階段の右手下を覗くと、はてしなく右回りの渦が下に落ちて行きます。壁をたどる左手は次第に汗ばんでいました。
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