半企画の個展とは?ー1996ー大気堂

わらしべ効果は、次々と続きました。地元の画廊での個展DMを、あちこちの画廊に送ってみたところ、横浜の画廊店主がわざわざ相模原まで見に来てくれました。 「遠くまで見に来て下さってありがとうございます!」「DMに小さく、うち Read More

作品の価格ー1996

1995年の三鷹での初個展の効果は、その後も続き、住んでいる地域の画廊からも声がかかったのでした。当時はとにかく来るもの拒まずで、声が掛かったら、すぐ素直に乗るようにしていました。私は33歳で初個展でしたから、早く画歴と Read More

わらしべ効果と嬉しい誤算ー1996ー西瓜糖

それは、三鷹市美術ギャラリーでの個展開催前のことでした。1000部も作ってしまって、もてあましたDMを置いてもらえる場所を探し歩きました。と言っても、すぐにそのような場所は思いつきませんでした。日頃から、そういう場所に気 Read More

世を忍ぶ仮の姿

画家と一口に言っても、さまざまなタイプの画家が存在します。どれが素晴らしいというのではなくて、その人がその人らしく、その人にしか出来ないような絵を描き、生き切ることが素晴らしいと思います。 しかし、画家なのだと自覚した今 Read More

作家ご挨拶

リクエストを頂きましたので、2016年夏に開催された「川田祐子展 ー 千年の翠」の展覧会会場で掲示した、作家ご挨拶」パネルの文章をここに記録しておきます。何かの参考になれば幸いです。 作家ご挨拶 夏に陽を浴び、秋に実り、 Read More

現代アートと絵画

美術、アートと言ってもさまざまな世界が、同時代に混在しています。一人の人が見ている「アート」というカテゴリーも、その人の経験や環境に支配されているので、全ての世界を知った上で言われているわけではありません。 そして、ある Read More

画家になりたいとは?

不思議なことですが、「画家になりたい」と思っている人程、画家になれていない気がします。「思考は現実化する」という考え方とそぐわないのです。 それで、一時期「思考」って何なんだろうと?真剣に調べました。 そこで目の鱗が落ち Read More

道草ブログについて

このブログサイトは、以前『一雨潤千山』に記録した、 画家川田祐子の個人的な生活記録だけを移して、 新たに開設した道草ブログです。 今後は画家の活動記録は、『一雨潤千山』ブログで引き続き公開し、 プライベートな記事はこちら Read More

近況ー鶯とともに

毎朝、鶯の声で目を覚まします。 耳を澄ましていると、 細く長い音色が、 澄み渡る透明な朝の空気を磨きながら、 すべるようにして天に向かって響き渡って行きます。 鶯を昼間にも小枝の奥に見かけることがありますが、 その姿は美 Read More

新年のご挨拶ー猿も木から落ちる

昨年12月の個展の間に、安泰寺のネルケ無方老師から、 自給自足で作られた無農薬の玄米を頂きました。 勿体無いやらありがた過ぎて、食べるのも躊躇うほどでしたが、 個展で上京する際に、玄米を粉にする専用のミルと、スープジャー Read More

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