癌摘出手術の経験と自己信頼

前々回のブログ記事に、エマソンの「自己信頼」について書きました。その時に、「そうは言うものの、そもそも本当に信頼に値する自己になっているのだろうか?」という素朴な疑問が後味に残ったのでした。つきつめて言えば、自己のどこに Read More

自然の制作とエマソンの「自己信頼」

一つの制作が形となったので、しばらく読書を楽しんでいます。制作の間でも、グレン・グールド、バッハに関する本を読んでいましたが、それを経由して、芥川也寸著の『音楽の基礎』を読みました。音楽の世界については、妹の領分であった Read More

『グレン・グールドは語る』

黙々と筆を進めております。 最近グレン・グールドに目覚めました。 精緻で独創的な解釈に裏打ちされた演奏。 バッハの解釈に触発され、ベートーヴェンの独創的な表現にびっくりです。 演奏者の声が聞こえて来るなんて!! 沢山の著 Read More

ヨーゼフボイス

先日長野市立図書館からの帰り道、善光寺大門周辺で自然食品のお店を発見しました。店先に「酒粕あります」の貼り紙。早速買い求めて帰って来ました。厚木の酒蔵を持つ酒屋さんではただ同然でもらったことがありましたが、善光寺メインス Read More

アワフキムシ?

夜制作しながら耳を澄まし、フクロウの飛来を待ちわびるようになりました。 ところがこのブログで紹介したとたんに、聞こえなくなったのです。 代わりに、庭の木から、時たま「キリキリ」と聞こえるようになりました。 蝉の歯ぎしりで Read More

泉(Fountain)ー『デュシャンは語る』

カラッと晴れ渡る夏らしい夏の朝を迎えました。風の通る窓辺で朝食(自家製ヨーグルトと1杯のコーヒーのみが目下の定番)をとりながら、しばし読書しました1冊が、この『デュシャンは語る』です。 前の記事にアングルの『泉』をご紹介 Read More

ブライス・マーデン『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』

今朝久しぶりに林道郎氏の『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない ブライス・マーデン』をざっと読んでいましたら、とても面白いことが書いてありましたので、ご紹介がてら、私の作品制作技法について書いてみたいと思います。この本はAR Read More

フクロウ

今日は雷とともに夕立がありました。 地面がすっかり冷えて、冷蔵庫の冷気のような風が窓から入って来ます。 このところ、真夜中に制作するようになりました。 長野は寒暖の差があり、日中は30度を越しますが、夜はとても過ごしやす Read More

ユベール・ダミッシュ『雲の理論 絵画史への試論』

先日長野県立図書館の閲覧室から『雲の理論 絵画史への試論』という本を借りて来ましたので、制作の合間に、たまに開いて見るようにしています。すると開いたところに、思いがけない魅力的な文章がみつかりました。それは本文の原註の項 Read More

ご紹介

本日は、このところ連載の旅の記事はお休みです。 代わりに、こちらの記事をお楽しみ下さい(笑顔)。 美術館について、素朴な意見が書かれています。 共感される方が多いことでしょう。 http://blog.philosoph Read More

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