Written by yuko on 15/02/2010旅蔵王の樹氷を見に、旅に出ました。
山に囲まれて思う。
山は遥か遠くにあるのではない。
空がますます蒼くなり、山はしだいに迫り来る。
かつて爆発し、切り立った山は、なだらかになろうと今も動く。
山でさえ、土に還りたがる。
空に向かうのではない。底の方へ、奥底へと踏み込んで行く。
雲が乱れ、散り、流れゆく。山は黙し、ただそこに在る。
山が流れ、雲が不動になるは、如何なることか。。。
風に乗り、山を見下ろし、時も我も忘れて主客併せ持ち、
自在に宙(そら)を遊ぶこと。
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