自分を信じて生きること

最近、小学3年生の頃にはじめて泳げた時のことを思い出しました。
学校で泳げる人と泳げない人とに分けて、プール授業がはじまりました。
私はなぜか泳いだ事も無かったのに泳げる方に手を挙げてしまいました。
それは、泳いだことはないけれど、海に入ったことはあったので、
「きっと泳げる」と思ったのです。

でもいざプールに入ったら、やはり勇気が必要でした。
身体が浮くようには思えないし、息を止めておくのも苦しいですし...。

でも担任の先生は、根気づよく「顔を水に入れられれば、大丈夫」と励ましてくれました。
けっして「本当は泳げないんじゃないか」などと言ったりはしなかったのです。
身体が浮くまで、真剣に見守ってくれました。
そのおかげで、10分もしない内に泳げるようになったのです。
嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
泳げる事がこんなに楽しいとは想像もしていないことでした。
その夏は、何度もプールに通ったものでした。

今長野で、そういうことをしているのではないかと思うことがあります。
思い切って長野に飛び込んだのです。もう後には引けません。
そしてただもう絵を制作して生きて行くしかないのです。

不安というのは、いくらでも考えつきます。
用心に越したことはありませんが、しかし恐怖にすくんで動けなくなるのは、
不安のためではなく、自分の弱さのせいです。
何もできないと思い込むことで、何もできなくなるのに違いありません。
たとえ綱の上を歩いていたとしても、あたかも大橋を渡るかのように、前を向いて進むのです。
たとえ息が苦しくても、それを上回る喜びに目を向けて、自分を信じてみようと思います。

芸術制作には、いろいろな側面がありますが、やはり厳しい世界に身を置いていることは事実です。
そういう厳しさに目をそらさずに、自分を信じたその先に、
大きな喜びがもたらされるものだと思っています。

今月も乗り越えることができそうです。本当にありがとうございました。

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